古くから日本の暮らしに寄り添ってきた「行事食」には、その土地の歴史や文化、人々の祈りが込められています。このコーナーでは、主に地域の食文化や民俗文化の担い手として活躍されている方々に、それぞれの視点から「私と行事食」を語っていただきました。専門家たちの言葉から、今後の行事食のあり方を考えていきます。

山形県庄内の豊かな恵みを食卓へ
長南 光ちょうなん みつさん
農家民宿レストラン「知憩軒」店主
略歴
  • 1949年 山形県鶴岡市生まれ。
  • 1992年 「西荒屋フルーツ加工研究会」設立
  • 1998年 農家民宿「知憩軒(ちけいけん)」開業
  • 2003年 農家レストラン「知憩軒」開業
  • 2008年 農林漁家民宿おかあさん100選に選出
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民俗学の第一人者
八木透やぎ とおるさん
民俗学者・佛教大学歴史学部歴史文化学科教授
略歴
  • 1955年 生まれ
  • 1978年 同志社大学卒業
  • 1984年 佛教大学大学院博士課程単位取得
    現在、佛教大学教授、文学博士。専門は民俗学、家族史
    日本を中心とした家族慣行、民俗行事、民俗芸能などに関する研究に従事する
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伝統の沖縄料理を後世につなぐ
松本嘉代子まつもと かよこさん
松本料理学院(沖縄県)学院長
略歴
  • 1939年 沖縄県本部町生まれ
  • 1960年 相模原女子短期大学家政科卒業
  • 1961年 国際クッキングスクール師範科卒業
  • 1969年 松本料理学院を開校・同校学院長として、現在に至る
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